年表 — 再エネ規制改革TFの設置から廃止、その後の2年

一次資料で日付が確認できた出来事だけを載せています。報道のみで確認した項目は〔B〕と記し、当事者への確認が済んでいない項目は末尾の「未確認」に回しました。

益田 周防海(Suomi Masuda)/株式会社I-S3 | 2026年10月29日公開

読み方

記号意味
A · EV-xxx一次資料(官報・議事録・会議資料・当事者声明)で確認。番号は資料一覧に対応
B報道など二次資料のみ
(未確認)資料が見つかっていない、または当事者に確認が必要

2020年 — 設置

日付出来事根拠
2020-10-26菅義偉総理が所信表明で2050年カーボンニュートラルを宣言A · EV-002
2020-11-13内閣府規制改革推進室がタスクフォース開催の決裁を起案A · EV-001
2020-11-17決裁。構成員4名(大林ミカ・川本明・高橋洋・八田達夫)の了承を得るA · EV-001A · EV-003
2020-11-20河野太郎規制改革担当大臣が「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」の開催を決定・会見で発表。「懇談会等行政運営上の会合」として設置A · EV-001
2020-12-01第1回。議題は風力発電の環境アセスメントと容量市場A · EV-042

2021〜2023年 — 30回の会合

日付出来事根拠
2021-04-20第9回。「再エネ最優先原則」を議題にA · EV-042
2021-06-03第10回。河野大臣がエネルギー基本計画原案段階で総合資源エネルギー調査会・環境省との合同会議を求める発言A · EV-005
2021-07-30総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 第47回で、第6次エネルギー基本計画素案についてTF構成員4名から意見聴取A · EV-047
2021-10〜2022-08牧島かれん規制改革担当大臣。就任時に推進室の相談でTF継続を決定A · EV-004
2022-03-31第20回。環境省が公共施設への太陽光導入を説明A · EV-042
2022-08〜2023-09岡田直樹規制改革担当大臣。同様に継続A · EV-004
2022-12-22規制改革推進会議 中間答申。「参考」としてTFの議論を踏まえた事項を掲載(1回目)A · EV-006
2023-06-29第27回。卸電力市場の「負の価格」導入を議題にA · EV-042
2023-09公共部門等の脱炭素化に関する関係府省庁連絡会議を設置A · EV-038
2023-10-27変圧器トップランナー第三次判断基準を告示(TFとは無関係の既定路線)A · EV-040
2023-11-10第28回。構成員が定置用蓄電池の系統連系認証手続改革を提言A · EV-028
2023-12-25第29回。構成員資料18頁中8頁に後に問題となる白いロゴが含まれていたA · EV-007
2023-12-26規制改革推進会議 中間答申。「参考」に蓄電池認証手続の見直し a〜k を掲載(2回目)A · EV-028

2024年3月 — 第30回とロゴ問題

日付出来事根拠
2024-03-22 午前参議院国土交通委員会で森屋隆議員が、TFが温泉法を「既得権益」と呼んだ手法を「トップダウン」と批判(ロゴ発覚前)A · EV-024
2024-03-22第30回。構成員が太陽光導入促進の提言(新築戸建6割・優先給電見直し・負の価格・公共6GWなど)。事務局が「進展」として再給電方式・容量市場・出力制御オンライン化を報告。資料18頁中17頁にロゴA · EV-035A · EV-036A · EV-007
2024-03-23SNSで資料内のロゴが指摘され拡散A · EV-007B · EV-045
2024-03-25参議院予算委員会で音喜多駿議員が構成員選定の経緯を質問A · EV-025
2024-03-26斎藤健経産相が「懸念が払拭されるまで財団からのヒアリングを控える」と表明。財団がロゴ問題について声明B · EV-018A · EV-015
2024-03-27大林氏が構成員辞任を申し出、河野大臣が了承。財団が記者説明会。内閣府が開催決定文書を一部改正A · EV-027A · PS-002
2024-04-02内閣府が国会で「TFの開催を見合わせている」と説明A · PS-028
2024-04-04参議院内閣委員会で竹詰仁議員が財団への立入検査を要求。加藤鮎子大臣「公益法人認定法上の問題は確認されていない」A · EV-026
2024-04-08財団が内閣府の質問への報告書を公表。内閣府からの報告の求めは「法的根拠に基づかない任意のもの」A · EV-016
2024-04-09参議院内閣委員会で河野大臣「国家電網公司と何の関係もない」。エネ庁松山次長「特定のヒアリングで政策が変わることはない」。参議院環境委員会で環境省「懸念払拭まで意見聴取を控える」「検討会は今後開催予定なし」A · EV-020A · EV-019
2024-04-16財団がヒアリング停止措置の解除を求める会見B · PS-046
2024-04-17参議院本会議で竹詰議員がTFの「解散、少なくとも中止」を要求A · EV-022
2024-04-25内閣府大臣官房長が調査実施を決定。弁護士2名と総務省行政評価局が参加A · EV-010

2024年5〜6月 — 調査と廃止

日付出来事根拠
2024-04-23〜05-27内閣府が各府省・財団・大林氏・高橋氏・河野大臣・岡田前大臣・牧島元大臣にヒアリングA · EV-010
2024-05-08参議院決算委員会で柳ヶ瀬裕文議員がGEIDCO・アジアスーパーグリッドを質問A · PS-034
2024-05-09齋藤経産相「アジア国際送電網構想を前提に検討した事実はない」A · PS-035
2024-05-23参議院環境委員会で浜野喜史議員が「推進会議に外から不適切なプレッシャーを掛けていたのではないかという疑念」と発言。内閣府が中間答申「参考」掲載の経緯を説明A · EV-023
2024-05-24東洋経済オンラインが財団の第7次エネルギー基本計画議論からの排除を報道B · EV-045
2024-06-03内閣府が調査結果を公表。「不当な影響力を行使され得る関係性は確認されなかった」「指針の趣旨に必ずしも沿わず推進会議と同様の運営」。同日、第29回・第30回の構成員資料を差替。財団がコメントA · EV-005A · EV-008A · EV-043A · EV-017
2024-06-04河野大臣が会見でTF廃止を表明。「議論の内容そのものには問題はなかった」「一定の成果も上げた」。再エネ規制は規制改革推進会議で議論する体制を検討。林官房長官が「不適切な点があった」と河野氏を注意B。参議院内閣委員会で竹詰議員が調査結果の提出を要求A · EV-011B · EV-012A · PS-038
2024-06-05内閣府公式ページに「令和6年6月5日をもって廃止」と注記A · EV-013
2024-06-10各府省庁大臣官房長等申合せ「審議会等及び懇談会等行政運営上の会合の運営について」3点A · EV-014
2024-06-21規制改革実施計画 閣議決定。TF第28回提言由来の蓄電池14項目を掲載A · EV-029

2024年8月〜2026年 — 廃止後

日付出来事根拠
2024-08-07資源エネルギー庁 再エネ大量導入小委 第66回で、優先給電ルールの出力制御順を「FIT→FIP」に変更する案を提示A · EV-041
2024-12-18衆議院内閣委員会で内閣府大臣官房長が「一定の成果を上げたため廃止し、議論は規制改革推進会議に引き継ぐ」と説明A · EV-044
2024-12-25規制改革推進会議がGX・サステナビリティサブワーキング・グループの設置を決定A · EV-032
2025-02-18第7次エネルギー基本計画・政府実行計画 閣議決定A · EV-033
2025-04-11GXサブWG 第1回。取組事項20件を提示。専門委員に元TF構成員の川本明氏A · EV-030A · EV-031
2025-06-13規制改革実施計画 閣議決定。GX項目 No.8〜24。負の価格・下げ調整力は「引き続き検討」A · EV-033A · EV-034
2026-01-14GXサブWG 第2回(太陽光使用前自己確認・蓄電池消防法令)A · EV-032
2026-03-30環境省が政府保有施設の太陽光導入実績を公表。目標57,671kWに対し1,636kW(2.8%)A · EV-039
2026-04変圧器トップランナー第三次判断基準の目標年度開始A · EV-040
2026-05-26GXサブWG 第3回(次世代型太陽電池・ホットライン)A · EV-032

未確認の日付

事項現状
TF廃止の正式決定文書の起案日・決裁日情報公開請求案を作成済み(未提出)
経産省の財団ヒアリング停止措置の解除日財団は2024-06-03に「議論を再開」と表明。経産省側の公表は見つかっていない
環境省が「今後開催予定なし」とした検討会の名称と再開有無公開質問案を作成済み(未送付)
大林氏の辞任申出の理由内閣府は「詳しいヒアリングは行っていない」。本人への質問票を作成済み(未送付)

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推奨する引用形式

益田周防海(2026)「年表 — 再エネ規制改革TFの設置から廃止、その後の2年」株式会社I-S3、2026-10-29 公開、https://www.i-s3.com/renewable-tf-abolition-investigation-timeline.html