案件番号 620340012|公示 2026年10月6日|締切 2026年11月6日(金)(e-Gov フォームは 23:59 まで。郵送・電子メールは当日必着)|提出は e-Gov フォーム・電子メール・郵送のいずれか一つ|日本語で記入|氏名・住所・電話・メール以外は公開され得る|個別の回答はない|e-Gov 上の区分は「任意の意見募集」
解説動画(約9分)
他言語版: 日本語 / English / 简体中文 / 再生リスト / 出し方と論点の整理: 意見提出のお願いと手順(締切 2026年11月6日 23:59)
1. 何に意見を出すのか
改定案は、ガイドライン第2章第1節に「5. 分散型電源のサイバーセキュリティ対策」を新設し、太陽光・蓄電池・風力・燃料電池の系統連系において、IP通信機能を有する機器に JC-STAR★1以上の適合ラベルが付与された製品を用いることを求める。特高・高圧は2027年4月1日、低圧は2027年10月1日から、一般送配電事業者が契約申込みを受け付ける案件に適用される。既設設備でも、IP通信機能を持つ機器を交換・増設すれば適用される。
何が変わり、何が変わらず、何が重くなったかの検証は「様式は整い、本質は動かず、交換は重くなった」に置いた。この頁は、その検証を意見として届けるための頁である。
2. 出す前に知っておくこと
同じ文を使い回さない。行政は同一文面の意見を「同旨○件」とまとめて数える。一字一句同じ意見は、何通あっても実質一件として扱われる。下のボタンが作る下書きは押すたびに別の文になるが、それでも出発点にすぎない。冒頭の立場と理由を、自分の言葉に置き換えてほしい。
自分の立場を一行入れる。発電所を持っている、施工している、保守している、自宅に太陽光や蓄電池がある、研究している——どれでもよい。立場が書いてある意見は、匿名の一般論より重く読まれる。
- 一通に一論点が整理しやすい。複数の論点を出したいときは、論点ごとに分けて複数回提出する。
- 公開される。氏名・住所・電話番号・メールアドレスは公開されないが、意見の内容は公開され得る。他人の個人名や特定企業への中傷は書かない。
- 日本語で書く。要領に「日本語で記入」とある。
- 個別の回答はない。意見は「最終的な決定における参考」とされ、結果の概要が後日公示される。
- e-Gov フォームには文字数の上限(6,000字)がある。上限に掛かったら、論点ごとに分けて複数回送るか、電子メールで用紙を添付する。
- 機種依存文字を使わない。丸数字(①②③)や波ダッシュ(〜)はフォームが拒否する。下書きもこれらを使わない。
3. 出し方(三通り。どれか一つでよい)
提出先・件名・用紙の形・下書きは、そのまま提出に使う文字列なので、この頁をどの言語で表示していても日本語のまま示す。
A. e-Gov の意見提出フォーム(最も簡単)
- e-Gov パブリック・コメントを開く。
- 検索欄に案件番号
620340012を入れて検索する。見つからなければ、次の語で検索し、公示日 2026年10月6日の案件を選ぶ: 系統連系技術要件ガイドライン - 案件ページで、次の名前のボタンを押す: 意見提出フォームへ
- 氏名・住所・電話番号・メールアドレスを入力する(公開されない)。企業・団体として出す場合は名称・部署・担当者名。
- 意見の欄(欄の名前: 提出意見)に、自分の言葉で書いた意見を貼る(下の下書きを出発点にしてよい)。意見は日本語で、次の三つの見出し語を立てて書けば様式に合う: 該当箇所・意見内容・理由
- 確認画面で内容を確かめて送信する。受付番号が表示されたら控える。
B. 電子メール
- 宛先:
bzl-denryoku_hinshitsu_GL@meti.go.jp - 件名(固定):
電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン(案)に対する意見 - 意見提出用紙(下の形)を Word または PDF にして添付する。要領は「意見提出用紙を添付」としている。本文だけで済ませない。
C. 郵送(11月6日必着)
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課
「電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン」改定案 パブリックコメント担当 あて
意見提出用紙の形
経済産業省 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課
パブリックコメント担当 宛
「電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン」改定案に対する意見
[氏 名]
[住 所]
[電話番号]
[電子メールアドレス]
[御意見]
・該当箇所:
・意見内容:
・理由:
4. 論点の整理と、下書きの出発点(六つ)
六つの論点それぞれについて、要点を短く整理した。意見を書くときの出発点として、ボタンを押すと「該当箇所・意見内容・理由」の形の下書きが一通作られ、クリップボードに入る。下書きは押すたびに新しく書き起こされ、同じ文は二度出ない。本文は画面に表示しない。意見公募要領が日本語での記入を求めているため、下書きはこの頁をどの言語で表示していても日本語で作られる。下書きはあくまで出発点であり、提出する文の内容と表現は提出者が決める。貼り付けたら、冒頭の立場の一行を自分のものに直し、理由を自分の言葉と経験で書き直してから出してほしい。六つの論点の見出し・向いている人・要点も、下書きの元になる文なので、表示言語にかかわらず日本語のまま示す。
下書きと論点の整理に含まれる根拠は、改定案本文、第13回次世代電力系統WG 資料4、資源エネルギー庁ウェブサイトの FAQ、第21回グリッドコード検討会資料、および2026年7月に資源エネルギー庁・IPA が事業者の文書照会に回答した内容(原文)である。下書きの本文には URL や社名を入れていないので、必要なら自分で出典を添えてほしい。
論点A 風力にだけ認めた「同等の機能」を、太陽光・蓄電池にも
向いている人: 施工・EPC、設備設計、ゲートウェイで閉じた構成を組んでいる人
改定案は風力にだけ「ゲートウェイ等のファイアウォール機能又はこれと同等の機能を有する機器」による代替を認め、太陽光・蓄電池には認めていない。その理由は海外メーカーの対応時間であってリスク評価ではない。IPA 自身が★1に境界防御の概念はないと回答している。等価性は猶予条件(三)で既に採用されている。太陽光・蓄電池にも同じ構造を求める。
論点B 故障した機器を同じ型式に交換するだけで、接続検討が要る
向いている人: 発電事業者、O&M・保守受託者、既設設備の所有者
同一型式への交換は電圧・周波数・力率・保護協調を変えないのに、改定案と FAQ はこれを「軽微な変更」から外し、最長3か月の接続検討を課す。ガイドラインの目的(電力品質)の外であり、復旧を遅らせて安定供給に反する。既設への影響評価資料は存在しないとエネ庁自身が回答している。同一型式・同等機能の交換は対象外とするよう求める。
論点C 使わないポートにラベルを求め、外へ出る迂回は対象外
向いている人: 技術者、監視・通信の設計者、RS-485 で機器をつないでいる人
Ethernet ポート未結線・設定無効化・恒久無効化のいずれも「対象」とされる一方、PCS を RS-485 で汎用PCにつなぎ PC が LTE で外へ出る構成は対象外。外部到達経路を持つ構成が対象外で、持たない機器が対象になる逆転。IP/非IP の比較評価資料は存在しないとの回答。対象の定義を外部到達可能性に基づくものへ改めるよう求める。
論点D 猶予は「送配電会社が認めた場合に当面の間」だけ。基準も期限も不服申立てもない
向いている人: 発電事業者、アセットマネジメント、法務・契約担当
猶予は属地の一般送配電事業者が「過度な負担」と認めた場合に限られ、判断基準・標準期間・不服申立て先が本文にない。10社で判断が分かれ、第1章の「透明性及び公平性」を損なう。FAQ の例示は「2026年3月末まで」の延長保証契約・予備品だけを保護し、確定前の規則で過去を区切る。基準・期間・救済の明記と、基準日を施行日に改めることを求める。
論点E 脅威の分析がないまま決め、根拠事案は系統事故ではない
向いている人: 研究者、セキュリティ技術者、一般の読者
脅威モデル・代替措置との比較資料は存在しないとの回答。資料4で加わったのは「IP通信機能を有する以上リスクが存在」の一文だけで、経路・大きさ・低減量を示さず、風力をゲートウェイに限定した同じ資料と矛盾する。国内の根拠事案(2024年5月)は監視装置が踏み台にされたもので系統影響はない。脅威モデル・比較・効果評価を結果公示と同時に公表するよう求める。
論点F 本当に測るべきは「一度に何MW動かせるか」
向いている人: 系統技術者、研究者、アグリゲーター
広域障害は一台の故障ではなく、同じ命令が同時に多数へ届くことで起きる。認証は侵害の確率を下げるが、侵害後に同時に動く容量は下げない。NERC CIP-002 は制御容量(MW)で影響度を区分する先例。ラベルで供給者が絞られれば同一更新経路に属する容量は集中する。一つの認証情報・更新経路・制御面から動かせる容量に上限を置き、出力の床と変化率制限を確認項目に加えるよう求める。
5. 当社の提出意見(提出済み)
当社は2026年10月8日、上の六つの論点に、一般用電気工作物(低圧50kW未満)へ技術基準省令にない義務を約款別冊で課すことの法令上の根拠を問う七点目を加えた意見(7件・5,768字)を、株式会社I-S3 代表取締役 益田周防海(Suomi Masuda)の名義で e-Gov の意見提出フォームから提出した。受付番号は 620340012420402491。提出した本文は全文をそのまま公開している。
提出して分かったフォームの制約
- 提出意見欄の上限は 6,000字。
- 機種依存文字は拒否される。丸数字(①②③)と波ダッシュ(〜)で差し戻された。丸数字は「(一)(二)(三)」や「1、2、3」に、波ダッシュは「から」や全角チルダに置き換える。★は通る。
- 差し戻されると、確認用メールアドレスの欄が消える。再入力してから確認ボタンを押す。欄とボタンの名前: メールアドレス(確認用)/内容を確認
- 意見入力へ進むボタンは別ウィンドウで開く。ポップアップを止めているブラウザでは許可が要る。ボタンの名前: 意見入力へ
6. 一人でも多くの方へ——このまま送れるお願いの文
意見は一人ひとりが自分の言葉で出すものだが、「出してほしい」というお願いは同じ文で広めてよい。SNS・メール・LINE・社内連絡に貼れる文を四つ置いた。いずれも記事と動画のリンク付きで、受け取った人がそのまま次の人へ転送できる。文中のリンク先は本頁と解説動画である。
送る文は言語ごとに固定の文字列なので、この頁をどの言語で表示していても各欄はその言語のまま示す。
X・短いメッセージ用(日本語)
お願いです。太陽光・蓄電池にJC-STAR★1ラベルを求める系統連系ガイドライン改定案へ、ご自身の言葉で意見を出してください。締切は11月6日23:59、e-Govから10分で出せます。同じ文の使い回しは1件に数えられます。
出し方と論点 https://www.i-s3.com/jc-star-pubcomm-guide-620340012.html?utm_source=share&utm_medium=x_copy&utm_campaign=jcstar_pubcomm_620340012
動画(約9分) https://youtu.be/6pbmFpfDZZ0
メール・LINE・社内連絡用(日本語)
【お願い】系統連系技術要件ガイドライン改定案(JC-STAR★1要件化、案件番号620340012)への意見を、11月6日(金)23:59までに出していただけないでしょうか。
2027年4月以降、IP通信機能を持つ太陽光・蓄電池のPCS等にJC-STAR★1適合ラベルが必須になり、故障した機器を同じ型式に交換するだけでも接続検討(最長3か月)の対象になる案です。意見を述べられる場は、この意見公募しかありません。
e-Govのフォームから10分で出せます。同じ文面は何通あっても1件と数えられるので、ご自身の立場(発電所をお持ち/施工/保守/自宅に太陽光・蓄電池/研究 など)を一行入れて、ご自身の言葉でお書きください。
出し方・用紙の形・論点の整理・下書きの出発点:https://www.i-s3.com/jc-star-pubcomm-guide-620340012.html?utm_source=share&utm_medium=message_copy&utm_campaign=jcstar_pubcomm_620340012
解説動画(約9分):https://youtu.be/6pbmFpfDZZ0
同じお立場の方にも、このお願いを転送していただけると助かります。
English
A request: please file a public comment on Japan's draft grid-code revision (JC-STAR ★1 requirement, case no. 620340012) by 6 November 2026, 23:59 JST.
From April 2027, solar inverters and battery systems with IP connectivity would need a JC-STAR ★1 label to connect to the grid, and replacing a failed unit with the identical model would be sent to a connection study of up to three months. This comment window is the only forum left.
Comments must be written in Japanese; identical texts are counted as one. Please add one line on your position (plant owner, installer, O&M, researcher, homeowner) and write in your own words. The how-to page explains the e-Gov form, the layout and the issues:
https://www.i-s3.com/jc-star-pubcomm-guide-620340012.html?utm_source=share&utm_medium=message_copy_en&utm_campaign=jcstar_pubcomm_620340012&lang=en
Video (English, about 8 min): https://youtu.be/wb3MDequkNM
Please forward this to colleagues who work with PV or storage in Japan.
简体中文
恳请协助:请在2026年11月6日23:59(日本时间)前,就日本《电网接入技术要件准则》修改案(JC-STAR★1强制化,案件编号620340012)提交公众意见。
自2027年4月起,具备IP通信功能的光伏逆变器、储能系统需取得JC-STAR★1标签方可并网;故障设备即使换成同一型号,也要走最长3个月的接入检讨。能表达意见的场合,只剩这一次公众意见征集。
意见须用日文书写;相同文本只算一件。请加一行说明您的立场(电站业主、施工、运维、研究者、家庭用户),用自己的话写。提交步骤、表单格式与论点整理见:
https://www.i-s3.com/jc-star-pubcomm-guide-620340012.html?utm_source=share&utm_medium=message_copy_zh&utm_campaign=jcstar_pubcomm_620340012&lang=zh-Hans
视频(简体中文,约9分钟):https://youtu.be/GxZVGWXsFq8
也请转发给在日本从事光伏、储能业务的同行。
出典
- 資源エネルギー庁「『電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン』改定案」および「意見公募要領」(2026年10月6日公示、e-Gov 案件番号 620340012)
- 資源エネルギー庁「系統連系技術要件の改定について(JC-STAR★1要件化)」次世代電力系統ワーキンググループ 第13回 資料4(2026年10月6日)
- 資源エネルギー庁「電力分野のサイバーセキュリティについて」(JC-STARのグリッドコード化・よくあるご質問)
- 電力広域的運営推進機関、第21回グリッドコード検討会 資料4
- 資源エネルギー庁電力基盤整備課・IPAセキュリティセンターによる当社公開質問への回答(2026年7月)。原文は回答データセット(CC BY 4.0)
- 当社「様式は整い、本質は動かず、交換は重くなった」「同じ星を貼っても、一斉には止まれない」「CybersecurityからCyber-Resilienceへ」
益田 周防海(Suomi Masuda)/株式会社I-S3。意見公募要領と公開資料に基づく。この頁は読者ご自身の意見提出をお願いするものであり、特定の文面の提出を求めるものではない。下書きは出発点であり、提出する内容と表現は提出者自身の判断と責任による。提出の受理・採否を保証するものではなく、個別の契約や訴訟の助言ではない。