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太陽光発電では、言うまでもなく影がかからない方が有利です。しかしながら、現実には限られた面積のなかで投資効果が最大になるように発電所の設計を行うので、若干の影の影響は許容しています。とは言え、パネルのやストリングの一部分が影になると影になった部分の発電が少なくなるだけではなく、同じMPPTに接続された健全なストリングの足も引っ張ってしまうので、総発電量に大きな影響を与えてしまいます。

近年、このような影による損失を最小化する為に、小型のパワコンや複数のMPPTを搭載したパワコンを用いることが一般的になってきています。また、同様のことをオプティマイザーを用いてよりきめ細かにモジュールレベルで実現している例もあります。

一方、大型のセントラルインバーターを用いた場合にはイニシャルコストが低いというメリットはあるのですが、多くのストリングがまとめて接続されるので影などの影響を受けやすいという問題があります。

この問題を解決する方法としては、オプティマイザーを導入してストリング単位で最適化することが有効です。ところが、従来のオプティマイザーではパワコンに接続される全てのストリングにオプティマイザーを接続しなければならなかった為に、どうしても投資額が大きくなってしまうという問題がありました。

今回紹介するPVブースタSシリーズは、影のかかるストリングにのみ設置すれば良いので、従来よりも手軽ににオプティマイザーのメリットを享受できます。また、FIT売電に関わる発電量の増減は伴わないので複雑な手続きも不要です。

PVブースタ*(S)は4つの独立MPPTを持ち、最大8ストリング入力可能な昇圧型オプティマイザーです。これにより、大規模発電所の中で、影のかかった一部分の発電状況を最適化し、発電所全体の発電を改善させます。機器自体は架台などに直接設置可能で、パワコンの設定も不要の為、導入後すぐに効果を実感して頂けます。

個々の発電所の状況を伺った上で適切なオプティマイザーの数量を提案致します。案件毎に多少の違いはございますが、1ユニットあたり100万円のご予算を見て頂ければ大丈夫です。1ユニットの対応容量は概ね40~50kWpですが、周辺ストリングへの悪影響が低減されますので、より大きな効果が期待できます。




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